シーシュポスの勝利

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zoom RSS 記述決闘に参加

<<   作成日時 : 2008/01/10 17:00   >>

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記述決闘に挑戦します。
話題のもとは『ゆらぎの神話』チャットからです。
http://chat4.whocares.jp/chat/cr.jsp?rn=flicker
ところで記述決闘の審査基準や方法の件ですが、お題を決めるときに審査基準も一緒に決めてしまったらどうでしょうか。
例えば、お題「アルセス」で審査基準「誤字脱字の有無」みたいな感じです。
「誤字脱字の有無」という審査基準でしたら客観的ですが、多くの場合、設定される審査基準はファジーかとおもいます。
例えば「キャラクターを立てる」という審査基準は「誤字脱字の有無」と比べてファジーでしょう。人によって判断に幅が出ると考えられます。
しかし曖昧ながらも判断の基準にはなるとおもいます。それに審査基準を前もって決めておけば、その方向へ今回はがんばるという風に動けて良いです。トレーニングにしやすいかとおもいます。
前置きが長くなりましたが、記述決闘、いきます。
*****/

 ある日、魔法使いソルキレウスは面白いものを発見した。
 それはメテオラといって甲冑をまとった骸骨のようなものでただひたすらに前進していた。前進を阻む者がいたらその拳で打ち砕いた。時に障害物が硬すぎたり、反撃を受けたりして、メテオラは破壊された。けれども時間共に欠片が集まって再生した。
 魔法使いソルキレウスは面白がって複製品を造ってみた。しかしあまり上手くいかなかった。まず形成が上手くいかなくて人型にならず球形になってしまった。次に前進し続ける性質が不完全で障害物に接すると迂回した。さらに攻撃力も元ほどではなかった。唯一上手くいったのは障害物を破砕するごとに強くなることだけだった。
 魔法使いソルキレウスはしばらくメテオラ・コピーで遊んでから、飽きて、ゴミ捨て場へ捨てた。ゴミ捨て場というのは魔法使いソルキレウスの迷宮で、失敗作や遊びあきた作品の置き場所だった。迷宮は広かったが、最近手狭になってきたので、魔法使いソルキレウスはメテオラ・コピーに整理させるつもりだった。
 メテオラ・コピーはごろごろ転がりながら有象無象の作品を破砕し、壁にぶつかって曲がり、行き止まりでは後退した。1つの階層を整理しては次の階層へ下り、時には破壊されながらも最下層目指して前進した。
 このときメテオラ・コピーは1つのことをぐるぐる考えていた。それは魔法使いソルキレウスに認められることだった。ぐるぐる考えながらメテオラ・コピーは最下層にたどり着き、激闘の末に最強の失敗作を倒し、今度は迷宮を昇り始めた。
 魔法使いソルキレウスは多作だったので整理した階層にまた作品が設置されていた。これらを丹念にひき潰しながらメテオラ・コピーは進み、ついに最上層にたどり着いた。そして主人へ整理の終わりを報告しようとして知った。迷宮に放り込まれてからあまりに長い時間が経ち、魔法使いソルキレウスが滅びてしまったことを。

以上。

ゆらぎの神話についてこちらをご覧下さい。
http://bothhands.at.webry.info/200704/article_6.html
この企画の遊び方についてはこちらをご覧下さい。
http://bothhands.at.webry.info/200704/article_7.html

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
初書き込みで申し訳ないんですが、都合のいい男性探しています。不況の中でも会社が高成長してて、忙しい毎日です。お陰でプライベートが充実していなくって、溜まる一方です。財産的にも多少余裕が今のところあるのでお礼もできます。消されないうちにメールくれたら嬉しいです。inspiration.you@docomo.ne.jp
るな
2009/12/26 20:20

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